FIRSTLIGHT CAPITAL



「事業家による起業家のための100年VC」を掲げる株式会社UB Venturesは、弊社もクリエイティブパートナーとして参画するベンチャーキャピタルです。2024年に100億円規模の2号ファンドを立ち上げるタイミングに照準を合わせ、ユーザベースグループとして冠していたUBのブランドを外し、自社のビジョンに立脚したコーポレートブランドへのリブランディングを実施しました。弊社は、社名変更の構想段階からご相談を頂き、新しいコーポレートブランド「ファーストライト・キャピタル」のブランドメッセージからブランドアイデンティティ全般、ブランドの世界観を体現したウェブサイトまで、徹底的にデザインで向き合いました。



新しい社名の策定プロセスにおいては、ビジョンと親和性が高いキーワードをあらゆる角度から検証・提案し、商標的な優位性も踏まえてディスカッションを重ねて行きました。最終的に決定した「ファーストライト・キャピタル」は、あらゆる方向性の検証を経て代表の岩澤氏の頭の中に立ち上がってきたブランド名です。ブランド名は自分たちの想いが乗ることがとても重要なので、結果的にいい決まり方をしたと思います。FIRST LIGHTは単に日の出や夜明けという意味ではなく、VCとして起業家の覚悟に光を当てる自分たちの姿でもあります。ブランドメッセージはそのことがよりエモーショナルに伝わる内容をご提案し、シンボルマークやロゴタイプといったブランドアイデンティティは、アジア発のVCとしてグローバルへの視座を持っていることが伝わるデザインを目指し、社名変更に合わせて新オフィスへの移転も検討されていたため、オフィスの空間デザインへの展開も考慮したブランドカラーパレットを設計しています。



ウェブサイトは、機能与件を満たしながらもフィロソフィーや世界観がしっかりと表現されたものを目指し、ブランドムービーをトップで積極的に見せる構成となりました。岩澤氏がとても拘ったブランドムービーは、ブランドメッセージをアートディレクションで具現化したストイックで見応えのある仕上がりとなり、メンバーのポートレートや集合写真といった細部に至るまで、ファーストライト感の演出に拘っています。




ファーストライト・キャピタル株式会社 ウェブサイト↓
https://firstlight-cap.com/


ステークホルダーがコーポレートブランドを手元で感じることができる名刺や封筒をはじめとするアイテム類も、一貫したアートディレクションで統一感のあるデザインとなり、「FIRST LIGHT CAPITAL」のブランドをあらゆる角度から感じてもらえると信じています。


ステッカー類はイベント配布用として遊び心のあるものとしサブカルチャー寄りのデザインにまとめました。代表の岩澤氏の建築・音楽・サブカルチャーへの造詣の深さが滲み出るようにしています。コーポレートのアートディレクションを踏襲しつつも一味違った雰囲気をデザインしていくのはアートディレクター/デザイナーとしても楽しみながらもやりがいのあることであり。クライアントのリブランディングへの熱量をより盛り上げるための大切なツールだと考えています。

DESIGND:STAFF

  • DESIGND:STAFF
  • TOMONORI SAITO(CREATIVE DIRECTION / BRAND DESIGN / IDENTITY DESIGN)
  • SATOSHI NOGUCHI(CREATIVE DIRECTION / ART DIRECTION / BRAND DESIGN / IDENTITY DESIGN / GRAPHIC DESIGN / LOGO DESIGN / WEB DESIGN / SIGN DESIGN / BRAND MOVIE / ITEM DESIGN)
  • HAYATO FUJII ( GRAPHIC DESIGN / WEB DESIGN / ITEM DESIGN )
  • RYUSEI SAKIYAMA ( GRAPHIC DESIGN )
  • ATSUSHI KAKUYA(PRODUCE)

  • DESIGN PARTNER:
  • EDP GRAPHIC WORKS ( BRAND MOVIE / MOTION GRAPHIC DESIGN )
  • DAISUKE KOIKE ( PHOTOGRAPHY )
  • AKIO KAWABE ( RETOUCH )
  • KAZUYA OKAMOTO ( WEB CODING )


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