NUMAJIRI SANGYOU


茨城県つくば市を拠点とする沼尻産業は「物流で人々を幸せに。」をMISSIONに掲げ、約60年にわたり日本の経済動脈の要としての物流センターを展開している企業です。

今回、倉庫機能に加えて事務所・会議室・リラックスルームなどを擁した物流センターをリノベーション・リデザインするというご依頼です。弊社では、エントランス壁面デザイン・サインデザインに関連するグラフィック企画立案/アートディレクション/デザインを担わせて頂きました。




「繋ぎ、巡らせ、発展させる」
エントランスデザインに込めた想い。

物流がもたらす社会発展の善き循環。
沼尻産業の物流ビジネスを表現した一本の物流動線が、売り手(メーカー)買い手(生活者)世間(地域)を繋ぎ・巡らせることで社会発展の新陳代謝を促進、倉庫のある地域を中心に物心両面の豊かさが波及してゆく理想を表現しています。また、物流動線が三つの輪を形取ることでアルファベットの「&」を想起させるようなグラフィックデザインとしています。
これは、契約者様の企業理念である「三方よし」の”善き循環”の思想がリミックスされた象徴として、受け手がわかりやすさを得るように採用しています。

沼尻産業の社長を初めとしたプロジェクトチームの皆様、施設全体設計とインテリアデザインを担当された「YOHAK_DESIGN STUDIO」の鹿野喜司さん、弊社チーム。共に契約者さまの企業理念である「三方よし」の精神「売り手よし、買い手よし、世間よし」を尊重しながら、デザイン的着眼点で施設全体を一気通貫できる現代的アイディアを模索しながら案を練ってゆきました。


シンプルで力強いグラフィックに合わせ、Helveticaをベースに書体設計を行っています。文字の骨格比率やプロポーションを見直し、端部のラウンド処理やストローク端の角度調整といった微細なアウトライン修正を加えることで、組版時の視認性を確保しつつ、グラフィック全体のトーン感やボリューム感と馴染むように最適化しています。



「物を通して人がつながる、豊かさをつなげる物流センター」
サインデザインに込めた想い

意味の定義化から、意味の変動化。
角材の立体的な3つの面を活用することで「三方よし」の精神を意図するデザイン企画をしました。サインによっては角度を変えてみることで1人称から2人称、3人称にも変化します。これは、サインデザインの鉄則である意味の固定化・定義化から、意味の変動化を試みています。
倉庫に関わるステークホルダーの皆様が、物と人との繋がりを介し豊かな生活を育んでゆく理想の一端を立体的に表現しています。






人とモノ、地域社会を繋ぎ、巡らすことで、社会発展を維持しながらより豊かに太くしてゆく。
物流は販売と製造の間に存在する基幹産業であり、我々の日々の生活や文化・文明を支える礎・骨格ともいえます。

我々デザイナーも物流インフラの恩恵を受ける立場であると同時に、理想社会を実現してゆく当事者としての一端をデザインで貢献できたと考えています。
沼尻産業の皆様、鹿野喜司さん、このような機会を頂けたことを心より感謝しています。
誠にありあとうございました。

DESIGND:STAFF

  • DESIGND:STAFF
  • SATOSHI NOGUCHI (CREATIVE DIRECTION / ART DIRECTION )
  • HAYATO FUJII ( ART DIRECTION / GRAPHIC DESIGN / SIGN DESIGN )
  • RYUSEI SAKIYAMA ( ART DIRECTION / SIGN DESIGN )

  • Client & DESIGN PARTNER:
  • HISASHI KANO(CREATIVE DIRECTION / SPACE DESIGN)
  • ※Four of us are collaborating on the planning and design of the presentation deck.Tank you.

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