
富士フイルムの「X」シリーズは、「持つ喜び、操作する楽しみ」という思想のもと、軽量性と高画質のベストバランスを追求し、豊富な機能と優れた操作性によって、撮影の楽しさを広げてきたミラーレスデジタルカメラです。
今回、新たに加わった「X half」は、従来の3:2、4:3、16:9といった一般的なアスペクト比とは異なる、縦長の3:4アスペクト比を採用したコンパクトデジタルカメラです。縦構図での作品づくりに最適化されており、縦型の光学ファインダーと液晶モニターを搭載。さらに、2枚の縦構図写真を1枚の画像として合成できる「2 in 1」機能により、ストーリー性のある作品表現を可能にしています。
ハーフサイズカメラならではの新たな撮影体験を提供する「X half」。そのブランドポジションの確立に向け、私たちは本プロジェクトにデザインで向き合いました。

写真の魅力は、ただ高画質を追い求めることにとどまりません。「写真に正解はない」という思想のもと、X halfを手にしたすべての人が、自らの感性で物語を紡ぎ出せる──。私たちはそんな世界観の具現化を目指しました。



モデルにはValerie Stonem氏とBdallah El Farjani氏を起用し、撮影はフォトグラファー Kodai Ikemitsu氏が手がけ、X halfの自由な撮影体験が自然にクリエイティビティを引き出す、その感覚を表現しました。

ブランドサイトでは、世界観を丁寧に届けることを軸に、X halfで実際に撮影した写真がスクロールに合わせて広がっていく演出を取り入れました。X halfがもたらす自由な撮影体験や、使う人のクリエイティビティを自然に引き出してくれる感覚を、視覚的に感じてもらえるよう設計しています。

プロモーションムービーでは、国内外のブランド映像を手がけるtakachrome氏をディレクターに迎え、
X halfの大きな特徴である“ハーフカメラ”を想起させる縦二分割の表現を軸に、プロダクトの“詩的な世界観”を映像として描き出しました。
また、チュートリアルムービーではEDP Graphic Work社と連携。機能説明にとどまらず、ブランドの世界観の一部として機能する映像を目指しました。背景にフィルムライクなテクスチャを取り入れたり、アイコンやUIパーツを手描き風の線画で構成するなど、プロダクトが持つアナログ的な思想や温度感を視覚的に反映させています。ただの使い方説明にとどまらない、「ブランドの世界観の一部として機能するチュートリアル映像」を目指しました。


まったく新しいコンセプトから生まれた「X half」は、発表と同時にSNSを中心に大きな話題を呼びました。その新しい体験は若年層のみならず、アナログカメラを懐かしむユーザーからも共感を集めています。「写真に正解はない」という思想を携えたX halfが、これからも人々の創造を広げていくことを願っています。
FUJIIFLM X half ウェブサイト↓
https://www.fujifilm-x.com/en-gb/products/cameras/x-hf1/