JAPAN’S HIDDEN SEAFOOD GEMS


世界中のあらゆる産業に打撃を与えた新型コロナウイルスの流行は、日本の水産業にも大きな打撃となりました。特に、海外への水産物の輸出は、前年までに比べて大きく落ち込んでいました。このプロジェクトは、そんな日本の水産物の海外への輸出をブランディングで支援するために国の予算で実施されました。日本の水産資源の中でも、特に五島や対島といった離島の水産業にフォーカスし、その美味しさや魅力にストーリー付けをして発信し、ウェブサイト上で海外のバイヤーと直接オンライン商談ができる仕組みになっています。弊社はこのプロジェクトのブランディングストーリーづくり全体にデザインで向き合いました。



海外から見た日本の魅力の表現のひとつに、ミステリアスという表現があります。決して怖いという意味ではなく、摩訶不思議な魅力というニュアンスかもしれません。日本の離島には、まだまだこんなにおいしい水産物が眠っているんだという気付きを少しミステリアスに伝えていくために、HIDDEN SEAFOOD GEMSというコンセプトが生まれました。そして、これが日本の離島あたりから発信されていることを記号的に伝えるために、緯度経度をロゴの一部にあしらうことで、暗号のように機能させています。写真は、海の生物を独自の視点で撮り続けている西部裕介氏に依頼し、離島で採れる水産物をGEMS(宝石)のように撮影して頂きました。

→JAPAN’S HIDDEN SEAFOOD GEMSウェブサイト



五島、対島にある扱う水産物の違う8つの水産事業者にフォーカスしてブランディングしていくにあたり、共通のマテリアルを用いたアイコンとブルーのブランディングカラーを設計しました。これらがあることで、それぞれの水産事業者の魅力を詰め込んでも統一感のある見え方になるように設計しています。ブランディングムービーは、白石剛浩ディレクターにコンセプトをお伝えして、観光ブランディングムービーと見間違うほどの贅沢な仕上がりにして頂きました。ムービーを見ていただければ、日本の離島は実際に訪れてみたいと思うほどの景色や体験、そして食が溢れていることが伝わると思います。


DESIGND:STAFF

  • TOMONORI SAITO(CREATIVE DIRECTION / ART DIRECTION / BRAND DESIGN)
  • AGENCY:TOPPAN(BUSINESS PRODUCING / PLANNING)
  • DESIGN PARTNER:JUNYA MAEJIMA(DESIGN DIRECTION / DESIGN)
  • WRITING PARTNER:KUNIHIKO MISHIMA(COPY WRITING)
  • MOVIE PRODUCTION:HUNGRY(PRODUCE)

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