
レンジファインダースタイルを受け継ぐ富士フイルムX100シリーズは、その独自の存在感によって確固たるポジションを築いてきました。その最新モデルとして登場したのがX100VIです。弊社はこのグローバルプロモーションにおいて、新たなブランドポジションの確立をデザインで向き合いました。

X100VIの魅力は、その佇まいだけでもクリエイターを惹きつけます。私たちはこの製品のコミュニケーションにおいて、二つの軸を設定しました。ひとつは「クリエイター自身の選択眼を通して、X100VIで画を切り取る喜び」。もうひとつは「X100VIを手にすることによる高揚感」です。これらを通じて、ユーザーが自身の唯一無二のスタイル -すなわち選択眼や哲学- を確立するためのパートナーとして、X100VIを印象づけることを目指しました。



実際のグローバルプロモーションでは、X100VIを手に独自のスタイルで撮影に挑むクリエイターの姿を捉えたビジュアルを展開。グレーを基調としつつ彩度を抑えた色彩を添え、アナログ感とミニマリズムの美学を融合させました。撮影はフォトグラファー・坂倉圭一氏が担当し、洗練と自由さを兼ね備えた世界観を映し出しています。結果として、それぞれのクリエイターの撮影スタイルや世界観が自然と浮かび上がるようなビジュアルディレクションを実現しています。


また、世界的ブランドの広告を手掛けるフォトグラファー Parker Fitzgerald氏にも参加を依頼し、X100VIを通じて彼自身の美意識を切り取っていただきました。



さらに、弊社澤田もフォトグラファーの一人として参画し、自身の感性で切り取った作品を提供しています。

X100VIは発売と同時に国内外で大きな話題を呼び、写真愛好家のみならず、ムービークリエイターやファッション感度の高い層からも熱烈な支持を獲得しました。これからもこのカメラが、世界中の写真を愛する人々に広がり、創造の喜びを共有していくことを願っています。
100VI ウェブサイト↓